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人形草紙あやつり左近

「光なき夜をゆけ」   

満たされないとわかっても 求めるのか永遠を
罪人と聖者の狭間で 刹那の時つないで

終わりのない過ちに
彩られた世界は
化石の森に姿を変えて
哀しみの神話をつむぐ

いつか身体さえ風になり大地へ 還るだろう
だけど心は何処へゆくのか人は 答えを知らない
そして歩き出す 光なき夜をゆけ

深い闇に抱かれて 隠してた涙がおちる
瓦礫の街を憐れむように 月の炎が揺らめく

欲望も愛ももう見分けがつかない この世界で
幻と知りながら胸を癒すものを 人は追い続ける
痛みと引き換えに 真実を捜すように

満たされないと知っても求め続ける
限りある命を気高く響かせて
風になり大地へと還る時まで
魂はさまよい続ければいい
そして人はまた 歩きだしてゆく 光なき夜をゆけ
「叶えて」

叶えて 胸にガラスの百合が…
砕いてください その指で

遠くへ 新しい東へ あなたの心は夢を見る
遠くへ 足もとの泉に 願いを映して

いつからか形を変えていたの 想いは
蒼い朝 もう一度めぐりあう時まで あぁ…

光流れる 目眩のように
痛いの わかっているけれど

遠くへ 新しい東へ あなたの心は虹を見る
孤独な空の奥深く やさしく抱かれる

黙り込む真昼の 風はどこで眠るの
届かない 祈りも声をひそめてしまう 
ああ… そっと

空気の底に沈めて 香るエーテルに浸して
他の誰にも触れられないように

いつからか形を変えていたの 想いは
蒼い朝 もう一度めぐりあう時まで
あぁ… きっと

叶えて 叶えて…