美と知力を誇り、
その宿命のために南斗六星の
乱れを呼んだ男。
別名裏切りのユダ。
その拳南斗紅鶴拳は、
返り血で身を染める妖拳。
美に対する異常なまでの執着、
それゆえにレイの水鳥拳に
強烈な敵意を燃やす。
そして、マミヤのために
あらわれたレイと
宿命の対決・・・。
だが再び、レイの水鳥拳に
その心を奪われる。
ユダが目指していたものは、
あくまでもレイの幻影、いや、
レイそのもの・・。
レイの胸に抱かれて
天に帰っていくユダに、
初めて本当の美しい微笑みが
浮かぶ。
「レイ・・
おれがただひとり
この世で認めた男・・
せめて
その胸の中で!!」
南斗妖星 ユダ
・・・美に焦がれ死す!!
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